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日々過ごしている日常は、実は奇跡の連続である(パクリ) ~ ますたあよーだのヴァーリ・トゥード日記!
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で、地上波初放送ということで「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見たわけである。

言わずもがな、その後のアニメに多大な影響を与えたエポックメイキングな作品の実写版映画だ。

映画公開時は世間で微妙な反応であったが、チラッと観たPVの戦闘シーンは良さげではあった。

このように有名な作品だと、どうしても原作信者が不満を述べるので低く評価されがちである。

これだって、それほどひどい出来であるはずはない。

あるはずはない・・・・
ない・・・・・

・・・・・・・うーん。(^ω^;)


いやね、CGはそこそこ頑張ってると思うんだ。

ただ、人間ドラマの部分がね、何というか、学芸会というか、コントというか、緊張感が全く伝わって来ないのね。

何が悪いんだろう。

前にも何回も言っているけど、実写SF作品の場合、少なくとも主要人物においては有名役者を使うべきではない。

もちろん例外はあるけどね。
日本ではここらへんの感覚が、よく理解されていないのではなかろうか。

SFは非日常の物語なのに、TVでよく観る役者が出てきたら、それだけで興ざめというか、バラエティのコントにしか見えなくなる。

これが例えば洋画だったら、ある程度名の知れた役者であっても、「外国人=非日常」という意識が働いて、それほど気にならない。

ましてや今回は「何を演じてもキムタク」という定評のある人が主役である。
本当に「スマスマ」のコントコーナーみたいな錯覚に陥った。

本来ならば、青二才の古代進が成長していく話なのに、最初から態度デカいし(笑)。

森雪も戦闘機乗ってるし、あんな奴じゃないよなあ。


あともうひとつ、SFとして致命的なのは、ディティールが粗すぎる事。

「デカいウソをつく為に、細かい所は徹底的にリアルに」というSFの大原則の真逆をいっているんだもの。

どう考えても科学考証してないだろう、という数々の場面。(宇宙空間における音は、娯楽作品なので「効果音」ということで許す)

CGに比べていかにも安っぽい艦内のセット・小道具。

致命的なのは内部のセットも船の外観も新品のピカピカだという事。
なぜウェザリングしないのか。

「スターウォーズ」が35年も前にやったことが、なぜ出来ないのか?

脚本は1stに「2」とか「さらば」とか色々混ざった感じだったが、時間に制限がある映画としては、致し方ないか。

まあ、こんなに愚痴っぽくなってるのは、それだけ期待していたからでもあるし。

でも実際のところ、金払って映画館で観なくてよかったというのが本音w

明日は同じヤマトでもアニメの方の話をする。


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