盛者必衰の理をあらわす

「Ｋ－１」の興行会社が潰れたそうな。

数年前のブームは何だったのかと。

しかし、格闘技系の興行会社の体質は、何十年前からまったく変わらんね。

カネ回りが良い時にしっかりとした体制を築くという発想がまったくない。

マネジメント出来る人間がいない（いても「現場組」に嫌われて追い出されるらしい）というのがこの業界の不幸か。

きちんとした組織がある相撲とボクシングはまた別だが（ボクシングは団体が複数あるけど）、それでも浮き沈みの波は激しい。

人気にあぐらをかいて少し油断すると、すぐに客が入らなくなる。


ちなみに、格闘技はルールの制約がゆるい方が面白い、というのが僕の持論だ。

立ち技系、グラップラー系、それぞれ面白いが、両者合わせた総合系の方がもっと面白い試合が出来ると思う。
試合の「幅」が広がるので。

もちろん、選手の技量の問題もあるが。

もっとも、ルールを緩め過ぎるとプロレスになるので、一般の人にとっては今の時代にそぐわないかもしれない。

あれは厳格にルールを適用すればリングの上で合法的に殺人が出来てしまう。

だから、特にアメリカでは昔からマッチメーカーが「やってはいけないマッチメイク」を厳しく管理していたし、ブックもそこから生まれた。

まあ、話がそれたが、マネジメントに長けた才能のある人間が、今流のプロレスを再構築すれば、案外ブームになるかもよ。

ウィィ～ィィィ！

スタン・ハンセンの“不沈艦伝説”インタビュー「プロレスこそが最も過酷なスポーツだ！」


元気そうで何より。ベストバウトは、やっぱり田コロの対アンドレ戦かな。

今のプロレスに魅力が無くなって来たのは、やっぱり昔堅気のレスラーが少なくなったからかな。

懐古厨と言われればそれまでだけど、プロレスのエンタメの部分を勘違いしたレスラーばかりになってしまった。

ならば逆に、アメプロのＷＷＥぐらいまで徹底すればいいのに、それも出来ずに何となく中途半端。

一時期、ＷＷＥをまねた「ハッスル！」が話題になったが、最近は興業の話を聞かないなあ。
（追記：どうやら実質的に潰れたらしい）

やっぱりああいうのは、日本人の肌には合わないのかね。



年明けにＴＶで東京ドームの新日本見たんだけどさ、昔の名前で出ています、てなレスラーがたくさんいて、20年前にタイムスリップしたような錯覚に陥った。
若いレスラーが育っていないのか？

ベテランにはベテランの味があるのは否定しないけどさ、（体が動かないんで）パフォーマンス頼みの試合運びをされてもなんだかなあ。

興行形態も含めて、プロレスは時代に合わせて進化する事に失敗したんだなあ、と改めて思った。

夢の対決？

ＴＶで見た「ガチ相撲」だが、本当にガチかどうかはともかく、出場選手の凄いこと(笑)。

芸能人はもとより、よく出演ＯＫしたね、みたいな人まで、まあよく揃えたもんだ。

中でもオッと目を引いたのが、柳龍拳(笑)。

格闘技に詳しい人だったら、ある意味有名人。

Ｙｏｕｔｕｂｅあたりで検索してみてください。
オモシロ動画がたくさん出てきますから。(＾ω＾;)

まあ、この人もよく出演ＯＫしなあ、という人で。

オチは予想どおりでしたが。


でも、相撲というのはルールがシンプルなだけに、未経験者でも勝つ事が有り得るところが面白いですね。

スポーツの日 その２

ボクシング。

いやあ、井岡は思ったより強かった（失礼）。

この間タイトル取ったのはフロックじゃなかったのね。

初防衛戦で、ホームで、ガチの指名試合で、５年間負けていないランキング１位の挑戦者。

それで最初から最後まで同じペースで攻め続けたのだから立派だわ。

長丁場だと必ず心理的に波が来るから、同じペースで攻めるというはベテランでもなかなか出来ないもんなんだけど。

叔父さんを上回る名ボクサーになれるかもね。


それにしても、久々にテレビを、というか、民放を長時間見続けた。

実況も最近の民放にしては割とマトモだったし。


思ったんだけど、もうテレビは下らないバラエティやドラマはやめて、ニュース、ドキュメンタリー、スポーツ中継、あとアニメ(笑)に特化すればいいんでないの？

と思ったけど、よく考えたらもうCSで専門チャンネルがあったな。
まあ地上波とは違うけど。