彼岸

昨日はお彼岸。

遅番なので、出勤前早朝にお寺へ行って速攻お墓参りをすませる。

他のお寺とか他の地方はどうやっているか知らないが、うちの場合は、まず我が家の位牌所を掃除し、水、花、お菓子などを供えてご挨拶。

ついでに（なんて言うと怒られるが）お地蔵様とか閻魔様とかご本仏様を拝む。

そして外のお墓に行き、掃除して花を供えてご住職に読経してもらう。


思うのだが、「僕は無宗教です」と威張っている連中って、ご先祖様にも手を合わせないのだろうか？

自分が今存在しているのは誰のおかげか、なんて考えたらご先祖様を敬う気持ちが生まれてくるのは当たり前の事だと思うが。

だから、ご先祖様を蔑ろににするのは、自分を蔑ろにするのと同じだよね。

これは個人レベルの話だが、国レベルでも同じ事。

昔の自分の国を悪く言うのをカッコイイと勘違いしてる連中がいっぱいいるけれど、それって自分自身を否定しているのと同じではないかい？

昔の人（たち）がいるから、今の自分（たち）が存在しているのであって。

少なくとも、思っても口に出すべきものではないだろう。

昔といえども自分の国の悪口を言う人は、自分の親やご先祖さまの悪口も平気で言うんだろうなあ、と思って少し悲しい。

というか、そういう人間を、僕は信用しない。