情報の取捨選択

マスコミを通す情報はフィルターがかけられている。

本当に重要な出来事と思われるものは大きく扱い、それほどでもないと思われるものは小さい扱い、もしくは記事にしない。

これにより、読者は膨大な情報・デマに惑わされる事なく絞り込んだ情報を手に入れる事が出来る。

但し、送り手側が悪用すれば、大東亜戦争中の大本営発表のような事にもなるわけである。

対してネット上の情報は、玉石混交である。

重要な情報も、ただの落書きも、そしてデマも等しい「情報」として提示される。
マスコミが黙殺した情報も一般個人が確認出来る。

但し、それを選別する責任は各個人の手に委ねられているので、その能力に欠けていれば簡単にデマに惑わされてしまう事になる。

もっとも、これは二者択一の問題ではなく、当然両方の良いとこ取りも可能なわけである。

無条件で外部からの情報を鵜呑みにしてはいけない、というのはどちらも同じ。



で、福島第一原発の吉田所長（正確には元所長）死亡の噂だが、再度ネットを巡回するが、どうもデマではないような気がしてきた。

公式発表も無いが、これだけ噂になっているのに、死亡情報を否定する記者会見も無い。

とりあえず政府内でもトップシークレットになっている模様。

出来ればデマや誤情報である事を願うが、本当だとしたら完全に情報統制であり、北朝鮮の事を笑えないぞ。