そんなわけで、

とりあえず、臭いを我慢してハエ退治のスプレーを蒔き散らしながらカーテンを開け、窓を開ける。

いやあ、今のスプレーは強烈ですなあ。

ハエがバタバタ死んで落ちてゆく。

しかし、こんな大量のハエ、どこから来た。

床の穴から来たとしたら、とりあえず穴を塞がないといかん。



ひととおり、ハエの死骸を始末して、ふと部屋の隅に置いている椅子（ソファ）を見る。

表面が破けて中から詰め物が見えている。

でも色が何か変だ。（僕は目が悪い）

近づいてよく見ると・・・・・


耳！？


((（;ﾟДﾟ)))どう見ても三角形の耳が・・・・・

こ、これは・・・


猫だぁ～　！


頭の上部分しか見えてないが、完全に猫の死体だぁ～


茶トラの猫が椅子の穴の中にもぐり込んで死んどる。 :(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

腐臭の原因はこいつか。

床の穴から入って来たのはハエじゃなくて猫だったか。

しかし、勝手に入って来て勝手に死ぬなよ・・・。 (´･ω･`)



市の規定では敷地内で死んでいる犬や猫は、その所有者が処分しなければいけない。

かわいそうだが、野良猫に金出してペット葬儀場に持ってくまでお人好しではないので、死体は生ゴミとして処分することになる。

椅子の中から死体を取りだそうかとも思ったが、あの大量のハエなので、見えてない部分がだいたいどうなってるか想像がつくので止めた。(＾ω＾;)


なんで、椅子ごと市のゴミ焼却場へ持ち込むことにした。

車に積んで、郊外のゴミ焼却場へ。

それにしても臭い。
窓全開にしても臭い。

早く捨てなければ車に腐臭が浸み込んでしまう。



で、もう少しでゴミ焼却場、という地点まで来た時ですよ。

突如、エンジンあたりから異音が。


？？？？？


え？何？この音？

そして、見事にゴミ焼却場の門の手前で(笑)←笑い事じゃねーよ
車がエンジン停止で完全に動かなくなった。


うわぁ。

猫の呪いじゃあ～ ヽ(`Д´)ﾉ

ゴミ扱いするんじゃねー！と怒ってるんだぁ～　（＞＜）

（長くなったので続く）