私見

・マスコミの「メダルの期待がかかります」報道がスポーツをダメにする


オリンピックは開会式すら見ていないのですが、ＴＶや新聞は毎日大きく扱ってますね。

でも、報道姿勢は、まったく上の記事にもある通りだなと思いました。

そして、それは昔からまったく変わっていないですよね。

僕が感じる、日本人の嫌いなところのひとつです。


愛国心はとても大切で大事なものだと思いますが、それが変な方向へ行ってしまったり、過剰なものになってしまうと、逆に国民を、ひとりひとりの人間を不幸に追いやります。

この記事にもありますが、円谷選手を殺したのは、当時の日本のマスコミとそれに踊らされた一般の人たちですよ。

強化選手として税金が投入されているし、もちろん「国の代表」ではあるけれど、その結果としての栄誉は努力した個人のものだと思います。

そもそも代表選手としてオリンピックに出場出来る段階で、一般人とは違う「凄い人」なわけで。

メダルが取れれば一番よいが、そんなの気にしないで世界の舞台で楽しんでください、ぐらいのスタンスで応援するのが一番いいんじゃないですかね。


ちなみに今回のオリンピックは政治臭が強すぎるという話をよく聞きますが、昔から政治が絡んだオリンピック大会なんて、いくらでもありました。

ロサンゼルスとモスクワのボイコット合戦なんか酷かったじゃないですか。

選手たちはみんな犠牲になって泣いてましたよ。

国際競技大会となると、どうしてもその時の政治情勢が影を落としてしまいます。

理想と現実ってやつですね。

やきう

仕事から帰って来たら、まだテレビで日本シリーズの中継やってて、ちょうど７回裏の攻撃中。

特にどちらのファンというわけではないが、やっぱり試合やってると見てしまうなあ。

昨日はあんな試合になってしまったけれど、今日はなかなか緊迫感のある試合で、１点差でソフトバンクの二連勝となった。


で、試合の勝敗を分けたと思われる、例の今宮のヘッドスライディングだが、テレビではしつこいくらいにリプレイしていた。

今宮も抗議らしい抗議はしなかったし、リプレイ見る限りはアウトだと思っていたのでセーフの判定には驚いた。

恐らく、手がミットの下になって追いタッチだという判断なんだろうが、あそこは「なんでセーフ判定なのか」ということを、主審がマイクで説明してもよかったのでは。

そういう細かいところもファンサービスではないかな。

まさか、「こっちはプロだし素人に説明してもわからないだろう」なんて、傲慢な態度をとっていたわけでもあるまい。

説明がなかったぶんだけ、イマイチすっきりしないモヤモヤ感が残ったのは残念であった。

こりゃ、ネット上ではファン同士が荒れてるだろうな、と思ったら、案の定（笑）。

祝 サッカーＷ杯出場決定

仕事の関係で最後の方しか試合を見れなかったけど、まずはＷ杯出場おめでとう。

勝因は相手の良さを徹底的に潰したからだな。

オーストラリアについては、昔の悪い日本代表を見ているようだった。

あれ、こんなに弱いチームだっけ？と思う程だったけど、それは日本が自分の土俵に引っ張り込んだということ。

何事もそうだが、やっぱり若い選手が活躍しないとダメだ。

その意味では結果もそうだが、内容も良かったと思う。

ネットでは偽ヒデとか言われている井手口だが、確かに似てるな（笑）。
しかし性格は反対のようだ（笑）。

・オーストラリアをハメた“前プレ”。福西崇史が見た快勝劇と伸びしろ。

もう優勝校決まったのか？（世間知らず）

高校野球興味無いって言ったけど、何か仙台育英の選手が相手一塁手の足を蹴ったのどうのと炎上してるみたいね。

どっかのコラムで、わざと蹴ったわけではないだろうし、高校生を叩くのはやり過ぎだ。
これだから、ネットは・・・

という論調の記事を書いてた人がいた。

まあ、そうだよな、と思いながら、問題の場面の動画を見てみた。


あ・・・凄い不自然。

ワザと蹴ってるようにしか見えない・・・(^^;

続・少し前の話題

別にファンではないが、巨人が球団新記録の13連敗だそうな。

でも、ヤクルトは18連敗の記録を持っているので、まだまだである。

確か以前の記録（11連敗）は長嶋が引退後監督をやっていた時のものだ。

「新・巨人の星」は、ひっそりと球界を去った飛雄馬が、場末の食堂（か居酒屋？）で、長嶋巨人がその連敗記録を作った試合をテレビで見ていた場面から始まる。

・・・と思った。（うろ覚え）


でも、個人的に巨人の星は「新」は蛇足だったかなあ。

あの余韻を残すラストシーンで綺麗に終わっていたもの。
（アニメ版じゃなくて、原作の方ね）

何か、イマイチ

野球のＷＢＣ、決勝戦の放映権を持つテレ朝が可哀想だと思ってたら、なんと視聴率が20％超えたって。

誰が見てたんだろう？（＾ω＾;）

今時分、コアな野球ファンがそれほどいるとは思えん（笑）。


ところで、僕の中では国際試合にも関わらず、あまりＷＢＣに熱狂出来ない。

なぜだろうかと考えるに、恐らく「権威」が無いように思えるからではないかと。

権威が無いというのは、まず一流選手と呼ばれる人の多くが参加していない。

なぜそうなるかと言えば、結局日本もメジャーも公式戦の方が大事だから、この微妙な時期に選手を出したがらない。

選手も出たがらない。コンディションを整える大事な時期に、万が一故障でもしたら1年間を棒に振る事になる。

時期が微妙だというのは、サッカーのＡＬＣも同じで、あれなんか出場する事自体が「罰ゲーム」じゃないかと言われてるぐらいだ。

だから日本のチームが負けても全然悔しくない（笑）。
ふーん、てなもんで（笑）。

あと、野球というスポーツ自体が、世界で見るとマイナースポーツで「世界大会」と言えるのかどうかという問題もある。

チームによってレベルの差が酷過ぎるというはどうかと思う。

でも、選手層の厚い日本とアメリカはさすがだ。

二軍同士の戦いであるにも関わらず、緊迫した良い試合だった。

ちなみに、日本が準決勝で自滅したように見えたのは、やっぱり選手の国際試合の経験不足ではないかな。

ただでさえアウェーだからね。

メジャーリーガーがもう数人いたら試合の流れが変わっていたかもしれない。


【関連】

・アメリカ、悲願のWBC初優勝で手のひらを返したように超大盛り上がり！ 【海外の反応】

今に始まった事じゃないけど、アメリカ人（の一部）って、ホント、単純（笑）。

勝負の分かれ目

日本シリーズは結局そのままの勢いで日ハムが優勝しました。

特に第6戦は監督の采配の差が出たかな。

あれは早めにジャクソンを交代させるべきだった。

素人目にも1塁ランナーに牽制「させられ」て、集中力が途切れていたし、腕も縮んでいた。

ありゃ、ストライク入らないよ。


確かにシーズン中はこれで勝って来た「形」だろうけど、ペナントレースと、短期決戦の日本シリーズはまったく別物、というのがわかってなかったんじゃないかな。

あるいは、わかっていてもシーズン中の成功体験に引きずられて決断出来なかったとか。

だいたい見てると、日本シリーズではシーズン中の闘い方が通用しない場合が多いし、むしろ変えたチームが勝っていたりする。

まあとりあえず、両チームともお疲れさまでした。

欲を言えば、７戦まで行って大谷を見たかったが。



近所の店で、日本ハムの優勝セールやってない・・・　orz