茶番劇

慰安婦の問題（「従軍慰安婦」という言い方は不正確だと思う）について日韓が合意したというニュースを聞いてびっくりしたが、よくよく内容を確認すると、合意文書も作成されていないし、ほとんど口約束に近い。

結局、韓国国内の世論に負けて、韓国側がちゃぶ台をひっくり返す確率９０％以上とみた。

というか、過去の韓国政府の行いを鑑みれば、約束を守るという意識が欠如している国だと言われてもしょうがないだろう。

韓国国内の反応を見ても、案の定で、これだけ日本側が譲歩しても理不尽（僕にはそうとしか見えない）な事を喚き散らしている。

ほとんど基地外だが、この基地外を育てて来たのは、他ならぬ歴代の韓国政府だ。

政治利用を目的に、義務教育の頃から徹底的に反日教育をしてきた結果がこれだよ。

自分で育てて来た怪物が、今や手に負えなくなっている。


言っておくが、慰安婦の中でも少なからずの人が意に反して辛い境遇に晒されたのは事実だし、韓国人ブローカーが暗躍していたとはいえ、日本政府にも責任はあると僕は思っている。いくら「時代の限界」があるにせよ。

でも、この問題で不思議なのは、「慰安婦」の中で一番の割合を占めていた日本人慰安婦の救済を誰も言い出さないことだな。

慰安婦が女性の人権に対する大問題なら、なぜ日本人の慰安婦についても救済しようという話が出て来ない？

河野洋平元官房長官や村山元総理は随分とご立派な事を言っているが、自国民の慰安婦の事にはまったく触れていない。

村山に至っては、日本人の慰安婦はいないと思っていたようだ。

首相当時、慰安婦問題で、大多数を占めていた日本人慰安婦についてはどうするのかと記者に問われ、答えに窮したとの逸話が残る。

この問題で感じる胡散臭さの原因はこれに尽きる。



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