羹に懲りて膾を吹く

・与党、参院委で採決強行　秘密法、今夜成立へ調整　野党「横暴」と批判

強行採決しちゃったか。昔の自民党を見ているみたい。

これに理は無いね。

自民党はブーメラン、ていうかしっぺ返しを食らうだろう。

「何でこんなに急ぐんだ！」って誰もが思う疑問を野党が追及してたけど、そりゃあアメリカ様が急がせてるんだろうけど、口が裂けても誰も言わないわな。



タイトルだけど、特定秘密保護法案のキーワードって、これだよな。

というか、日本人のキーワードかもしれん。

法案に反対する連中は、戦前の治安維持法あたりを連想してトンデモないと思っているんだろう。

法案を推し進めようとする連中は昔から「日本はスパイ天国」と揶揄されて来た事に加え、先の民主党政権がやらかしたので、もう我慢ならんと思っているんだろう。

どちらも中庸の徳というものがわかっていない。



この手の法律が必要かと言えば、もちろん必要なのは言うまでも無い。

脳内お花畑の連中が、法律そのものが必要無いなんて寝言を言っているが、頭おかしい。

問題はいかに厳格に運用するか（権力側の道具にさせないか）、その為の中立的チェック機関をどうするか、だと思う。

いずれにせよ、今のままだと明らかに欠陥法案だ。

このまま通すとロクな事にならない

仮に未来において政権交代したら自民党が困る事になるぞ。

しっぺ返しとはそういう事。


【関連】
・特定秘密保護法案反対　メディアはなぜ敗北したのか〈週刊朝日

・特定秘密　民主政権の秘匿をメディアはどう報じたか
そう言われりゃ、確かにそうですな。