根っこの問題

・「フード・テロ」農薬混入４回も…容疑者逮捕、突然の失踪が決め手

・聴取後、１０日間姿消す　農薬混入容疑者、安給料に愚痴


・・・というわけで、容疑者が逮捕されました。

現段階では否認していますし、犯人と確定したわけではないのですが、仮に犯人だとすれば動機は何でしょうか。

仕事の待遇に不満があったという報道もあります。

いわゆる正社員と非正規社員の問題ですね。

小泉がアメリカにペコペコし過ぎたせいで、日本でも非正規社員が大幅に増えました。

「多様な労働形態が許容されるべきだ。その方が労働者の利益にもなるし、諸外国もそうなっている」
との論には、それはそうだなとも思うのですが、「諸外国」では「同一労働同一賃金」が保証されています。

非正規社員であろうが、同じ仕事をしたら同じ賃金をもらえるのであれば誰も文句を言わないと思います。

それどころか、派遣社員などは本来専門職で、一般社員では難しい仕事をこなして高い給与を得る、というのが本来の姿でしょう。

日本では、この肝心なところがなおざりにされてしまったが為に、いろいろな問題が起きています。

どう考えても同じ仕事をしているのに、給与は半分以下、賞与・退職金無し、何年働いても1円も給与が上がらない、だったら、不満を持って当たり前でしょう。


ちなみに、事件の舞台となった会社では、契約社員でも賞与が出てたらしいですが、これはかなり恵まれてますね。
うらやましい（本音）。


話を戻しますが、日本では「終身雇用」という形態が高い社員のモラルを育んで来たと思います。

全員ではないでしょうが、定年まで生活を保障してくれるという思いが、反社会的行動のブレーキになっていたと思います。

それが崩壊したのに、頭が切り変わっていない経営者達は、非正規社員にも今まで通り高いモラル＆モラールを要求している。

そんな虫の良い話が通用するはずもなく、根本的な対策を講じない限りは、この種の事件は確実に増えて行くと予想します。

なお、この手の話をすると必ず「非正規社員が嫌だったら正社員になる努力をすればいいじゃないか」と的外れな事を言って来る人がいます。

高齢者の方に多いのですが、この人たちも頭が切り変わっていないのでしょうね。
どこのマリー・アントワネットだよ、って思います。
（あ、あの名言は後世に別の人間が言ったセリフだと分かってて言ってます）


【関連】
・【画像】 冷凍食品農薬混入　容疑者は金髪DQNだった

【微妙に関連】
・極貧３０代に行政「若いし仕事探せ」は無法か

この問題が紛糾するのは、やっぱり根底に「不公平感」があるからだと思うのですね。

春の気温だわ

いつもの如く、本気出せませんでした。（＾ω＾；）


それにしても、急激に温度が上がったせいで、小路や駐車場がひどいことになってます。

融けた雪でぐしゃくしゃ状態。

四駆の車じゃないと絶対無理。

確実に埋もれて動けなくなります。

海岸の砂浜を走る方がまだマシです。

こういう時はみんな、車にスコップ積んで走りますが、車の腹がつかえた場合はかなり苦労します。

要は岩の上にお腹が載った亀さん状態。

そういう時の為に、脱出用のヘルパーなんかも積んでおくんだけど、今の若い人はそこまでしないのね。

今は道路の除雪が良くなって、四駆の車が普及して、且つ、雪自体も少なくなっている。

昔の酷い道路状況を体験していないからだろうけど、備えあれば憂い無しだよな。

うにゃ

トップページの更新だけで力尽きた・・・

明日、本気を出す。

雪下ろし

友人のとこの駐車場の除雪と、我が家の除雪と屋根の雪下ろしを５時間ぶっ続けでやったら体が痛い。

後で体が痛くなるだろーなー

と思いながらやってたが、やっぱり痛くなった。（＾ω＾；）


ちなみに、今年は雪下ろしの事故で亡くなる人が多い。

こっちでは、天気予報で「雪下ろし注意報」なんてのが出るのですよ。

注意報が出ても、事故が起きる時は起きる。

亡くなる人に高齢者が多いのは、やっぱり少子高齢化が絡んでるなあ。

若い人がいないから、しょうがないので70代、80代の人が無理して雪下ろしや除雪をする。

体は衰えているのに、頭の中は若い頃のままだから、体がついていかない。

豊富な経験による油断もあるだろう。

行政や新聞・ＴＶは、盛んに「雪下ろしの際は命綱を付け、ヘルメット着用、必ず二人以上で行う事」なんてＰＲしてるけど、実際守ってる人はあんまりいないよな。

面倒臭いもん。

まあ、僕もノーヘルに命綱無しで屋根に登ってやってましたが。


日記が突然二週間も更新されなくなったら、雪下ろし中の事故で何とかなったと思ってください。（＾ω＾；）

当時を思い出す

・小野田寛郎さん死去、終戦知らずルバング島３０年間任務続行　９１歳　自然塾で育成に尽力

・死去の小野田氏「日本で死にたい」　ブラジル移住、牧場経営「苦ではない」


思えば、小野田さんが発見された時代、戦争はまだ身近な事だったんだなあ。

戦争を体験した人たちの方が、まだ多数派で。

そもそも自分が生まれた時だって、まだ戦争が終わって十数年しか経っていないんだもんなあ。

亡き自分の父親も小野田さんとほぼ同じ世代。
シベリア抑留帰りで、足に生々しい銃創があったりして。

小野田さんは、何かこう、いかにも「兵士」という印象がある。

その2年ぐらい前にグアムで発見された横井庄一さんとは正反対のイメージ。

「救出」された時に、出迎えた人たちに敬礼してたのがもの凄く印象的だった。

まだ戦争が終わった事を良く理解出来ていないのでは？

なんて当時は思ったが、あれは多分最大限の自分なりの矜恃の表現だったのだろう。

こうして、どんどん戦争をリアルタイムで体験した世代が亡くなられていく。

皮膚感覚で「戦争」がわからない世代だけになった時・・・・・大丈夫か？


まずは謹んでご冥福をお祈り致します。

差別

・日テレ側は「最後までご覧いただきたい」

日テレにクレームが行ったみたい。

僕はこのドラマ、興味も無いし見てないので判断は出来ないけど、そんな酷い内容だったのかな？
演出の仕方でかなり違うと思うけど。

最近は本当に下らねー理由でクレームが入るから、うかつな事は言えないけどね。

ただ、僕の感覚からすると、あまり綺麗事を言って臭いものに蓋をするような行為はダメだと思う。

「見えなくなる」事によって、問題そのものが存在しないかのように錯覚し、物事の根本的な解決を遠ざけてしまう。

顕著な例が、差別用語の言い換え、もしくはひらがな表記。

謎の事件

不可解な事件が多いね。

相模原で小学生が三日間行方不明になったけど、自分から警察に電話して発見された事件。

その間の事は覚えていません、と言ったとか。

この寒い中、外で三日も過ごせるとは思えない。

昔だったら「神隠し」の一言で済まされるんだろうけど。

警察も何か掴んでいるかもしれないけど、きっと公表出来ない何かなんだろうね。

以前、似たような事件で、行方不明になった女子高生が神社で見つかった、なんてのがあったが、あれと同じように真相は明らかにされずにウヤムヤのフェードアウトなんだろうな。



自衛隊の輸送船と釣り船が衝突した事故もあった。

天気の良く、視界も良い日中の事故。

気付かなかったなんてあり得ない。

衝突の状況から、釣り船側に回避義務があったらしいが。

あり得ない衝突なんで、いろいろな憶測を呼んでいる。

自衛隊を嫌う連中の自爆テロの予行演習か。

釣り船内での殺人事件をカモフラージュする為ワザとぶつけた、なんて説もあったな。



不謹慎なのはわかっているが、こんな想像力を刺激するような事件は好きである。

もうひとつ想像力を発揮すれば、こんな小学生の神隠しとか、自衛隊関係の事故は世間の耳目を集めやすいから、裏で何か起きてんだろうな、とも思う。