レコ大

仕事から帰って来たら、ちょうどレコード大賞の大詰めで、大賞を発表するところだった。

その前に大賞の候補曲（優秀賞受賞曲）を紹介していたのだが、これまた揃いも揃って聞いた事の無い曲ばかり。

えっ？これらの曲って、本当にヒットしたの？

自分が知っている曲は、ＡＫＢ４８の「フライングゲット」一曲のみであった（笑）。

それに、かなり売れたはずの「マル・マル・モリ・モリ！」が無いのはどういうこと
よ。
・・・と思ったが、局が違うからか。大人の事情ってやつだな。



自分は、多分同世代では結構音楽を聞いている方だと思うのだが、やっぱり今の音楽に疎くなってしまっているのか。

それともおかしいのは、音楽業界の方か。

それにしても、この手の音楽関係の賞は、権威が地に落ちたなあ。
紅白歌合戦もだけど。

昔はレコード大賞はもちろん、有線大賞や無くなってしまった歌謡大賞など、エントリーされるだけでもう流行歌手の証明だった。

まあ、今ほど露骨ではなかったにせよ、色々裏取引はあっただろうけど。

音楽が「拡散」してしまった現代、もう賞によって権威付けされる時代ではないのだろう。

関係者が必死に流行歌を捏造しようとも、左右される事なく個人が自分の好きな音楽を楽しめばいいのだ。

素人でもボカロで良曲を作る時代。
今はそんな時代なのだ。